- 2010-03-17 Wed 20:46:39
- brasil



同じアマゾン河の支流に住む川岸住人でも、市場となる市部からの距離によって生活を支える収入の内容は大きく変わってくる。写真は川海老の写真であるが、市場から比較的近い地区では海老や農業で収入の25%更に林業で25%を賄えるが、50kmほど離れてしまうと電気も通じていないため冷凍することもできずほぼ自家消費に回ってしまう。そうした集落では、収入の50%が低所得家族手当や年金でまかなわれ、20%が不法伐採による収入になっている。ちなみに農業は5%で残りの25%はいろいろ(いろいろって何だろう。)となっていて、平均年収は37万円程度である。
木材による年収は7.4万円程度であるが、低所得家族手当や年金は支給の遅延が頻繁に起きる上、町の銀行まで換金に行かねばならずおまけにブラジルの銀行は恐ろしく待ち時間が長い。そのため、木材がもっとも安定し速やかな現金収入となっている。
この川海老、ブラジルではツクピーというマンジョッカ芋の絞り汁で茹でるか、オリーブオイルとニンニクでいためて食べるのが定番である。それも十分においしいが、捕り立てを刺身で食べてもおいしかった。ただし、アメーバ赤痢や腸チフスの危険があるのでお勧めはしませんが。
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