- 2010-07-07 Wed 22:54:42
- brasil




四季とは無縁そうな赤道直下のアマパ州であるが雨季と乾季はある。限りなく不快指数の高くなる雨季(1月~6月)は若干ではあるが気温も下がるため「冬」と呼ばれ、乾季(7月~12月)は「夏」となる。
冬と夏では、もっとも差が開く月平均の最高気温は2月の26.6度に対し10月が28.3度であるので、最高気温の差は差ほどでもない。が、冬の月平均最低気温が19度まで下がることもあるので、ハンモックが主流の風通しの良い川岸の住宅では、夜間は結構寒かったりもする。
一般的にフィリピンなどの熱帯雨林から産出されるラワン材などは、年間を通じて気温の変動が少ないため年輪(成長輪)ができない。そのため、木目もはっきりしない。しかし、アマゾンの熱帯雨林では、この乾季雨季のおかげで年輪らしきものができるため木目がはっきりとできる。
写真の丸太は、長さが短く建材としての商用価値が無いため放置されるている。しかし、杢目がはっきりしている樹種であれば、対象杢になるように製材することでサイドテーブルの天板やキャビネットの扉としてとても魅力的な木材となる。
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