milho とうもろこし

　　　


　アマゾン河ならびにその支流の川岸に住む人々（以下、川岸住人と呼ぶ）の多くは、自給自足に近い生活を送っている。写真のとうもろこしはそうした自給自足を支える農作物の一つである。ブラジルのとうもろこしは、粒も固くどちらかいうと家畜の飼料として利用されることのほうが多い。それでもアグロフォレストリーを実践する上で、初年度から収益が見込める貴重な作物でもある。
　最後に残るとうもろこしの芯は、トイレットペーパーの代わりとして利用されている。幸いなことに私はお世話になったことはなかったが、雌花（穂の部分ですね）なら緊急時の選択肢として有りかと考えてみたりしている。